クライエントの心の状態や特性を、面接や観察、心理検査などによって把握する技法である、“心理アセスメント”。
「心理的アセスメント」の授業では、心理支援の現場でどのような心理アセスメントが行われているのかを知り、また、それを実践していきます。
この日の授業テーマは、行動観察による心理臨床アセスメント。
人は、表情やしぐさで気持ちを表していたり、行動パターンがあったりするもの。そういったクライエントの何気ない動きの観察・分析は、面接や心理検査といったその後の心理支援にとても役立つんです。
今回は、5つの事例を用いて、行動観察に挑戦!グループで話し合いながら、この人はどんな人?なぜこのような行動を取ったのだろう?というイメージを創り上げていきます。話し合いの後、グループで出た意見を黒板に書き出してもらうと…様々な角度から考えられた被観察者に関するイメージがたくさん集まりました✨
行動観察に必要なのは、その背景を想像しながら多角的に人を見る目。グループワークでは、他の人の考えやそこにあるニュアンスを丁寧に聴くことで、自分にはなかった新しい視点に気づくことができました!