人間の感覚・知覚・認知・学習・記憶に関する代表的な過去実験を取り上げ、実際に実験と分析をしていく「心理学実験Ⅰ」。毎回、実験の目的や方法を明らかにする研究計画を立ててから実験に取り組み、その後の分析までグループで一貫して行います。
この日実施したのは、「触二点閾」という感覚と知覚の実験!“スピアマン式触覚計”という器具を腕や手の2点に当て、部位による感覚の違いを調べます。
実験の間、器具が触れている部分を見ることはできません。視覚情報がない状態で、触れている点が2点と感じるか1点と感じるかを部位ごとに回答。そして、その回答をデータとして記録していきます。
軽くとはいえ針が触れるので少しドキドキしながらも、「全然違う!指先が一番刺激を感じた」と、学生たちは皮膚感覚の不思議さを実感していました☺