01 健康×マネジメント

中村 健一郎さん
スポーツを学ぶ中で培ったのは、どんな仕事でも通用するスキル。

現在、副店長を任されている店舗には、この道数十年の職人から高校生のアルバイトまで、幅広い年齢のスタッフがいます。僕が最も大切にしているのは、上下関係なく円滑にコミュニケーションを取れる関係性を築くこと。それは、働きやすさだけでなく、売上や生産性アップにもつながるからです。リーダーとしてスタッフ育成やチームマネジメントに携わるようになって、大学時代に培った運動指導の経験やチームワーク力が自分の強みだと実感。スポーツと飲食でフィールドは違っても、通用するスキルだと感じています。

02 健康×スポーツ

澤田 悠さん
学生時代に磨いた「伝える力」を日々のレッスンで実践中!

大学時代はあらゆるスポーツの実技を学び、作戦づくりから指導の流れ、効果的な練習方法までみっちり修得しました。そのすべてが今の仕事の基盤になっていますが、特にレッスンで役立つのが「伝える力」です。例えば、スイミングに通う子どものやる気を引き出すために、がんばったことを褒めてから改善点を指導する。成人や高齢者の方々には、生活習慣のアドバイスをさり気ない会話の中に盛り込む。相手に合わせた適切な言葉や表現で伝えていくことで、練習の成果やスポーツの楽しさを感じてほしいと思っています。

03 健康×学校

藤野 優菜さん
それぞれの問題を乗り越え、成長していく生徒を支えたい。

定時制高校の養護教諭として、保健室でのけがや急病、メンタル不調などに対応しています。友達や家族との関係、恋愛や進路など、いろいろな悩みを抱える生徒も多く、周りに話しづらいことを打ち明けてくれる場合も。だからこそ、気持ちを否定せずに話を聞き、解決や適切な支援に結びつけられるように努力しています。今でも思い出すのは、大学での実践的な学びの数々。保健室を想定したロールプレイで対応力を磨いたり、養護教諭の経験を持つ先生から多くの事例を教わり、実際の現場に即した支援方法を学べました。

04 健康×余暇

齊木 雄也さん
営業の仕事を通して、働く人の健康ニーズに応えたい。

企業の経営者向けに、会員制のリゾートホテルやゴルフ場の会員権を提案しています。私たちの願いは、多忙な毎日を送る方々に、余暇を通して心身ともに健やかに過ごしていただくこと。健康意識の高い方も増えているので、商談の際は大学で培った専門知識を活用しています。私は学生時代、当時はなかったハンドボール部の立ち上げに携わりました。メンバー集めから大学の承認を得るまでのスピード感は、人と人の距離が近い少人数の大学だからこそ。この経験によって、社会で活きる「やり遂げる力」が備わったと感じています。

05 健康×福祉

成田 知基さん
障がいを持つ子どもたちに、将来社会で活躍するための力を。

中・高校生の障がいを持つ子どもたちが、将来自立して働くための力を養えるようにサポートするのが僕の役割。社会人のマナーを教えたり、軽作業のトレーニングに取り組んでいます。この仕事の難しさは、一人ひとりの特性やこころの問題を理解し、アプローチ方法を変えていく必要があること。大学で学んだ心理学の知識やメソッドを活用して、段階的に目標を達成できたり、自分から積極的に行動できるように支援しています。試行錯誤の毎日ですが、子どもたちと喜びを分かち合える瞬間も多く、やりがいは大きいです。

06 健康×暮らし

小澤 愛理さん
商品を届けるだけじゃなく、地域の暮らしを楽しくする仕事。

食料品の配達で出会うのは、子育て中や年配の方、食材にこだわる方まで、世代も目的もさまざま。毎週とても楽しみに待っていてくれて、食や健康にまつわる話をする機会も多いんです。宅配業務は大変な時もあるけれど、「地域のみなさんの暮らしを支えているんだ」という手ごたえがあります。大学時代の収穫は、模擬授業や小学生への歯みがき指導、オープンキャンパスの活動などで、年齢や立場の異なるたくさんの人と関われたこと。そのおかげでコミュニケーション力が鍛えられ、毎日の仕事で発揮できています。